この度広島に行ってきました、広島といえば岸田首相の地元、選挙区も広島1区と広島市中心部を含むものになっていますから、正真正銘のお膝元ですね。
www.home-tv.co.jp早速この現場に行ってきました、
最近広島での交通事故のニュースを多数目にしていて、他にも信号のない横断歩道での死亡事故もあったのですが、調べてみればそこはえらく駅から離れていて、時間に余裕がない中では行きようもなかったので、JR駅近くのここにしました。
広島、信号無視重大事故が起こったばかりの交差点で、相変わらず信号無視。 pic.twitter.com/od3085GzK8
— delalte (@delalte) 2023年8月29日
はい、早速信号無視行為が撮れましたね、上記の記事の事故もまさしくこういう車がひき起こしたのではないでしょうか、重大事故の直後でも相変わらず車の乱暴な運転は続いているというわけですね。
その後、広島城でも見に行こうかと思って歩いて行ったのですが、驚きましたね、別に中心街でもない交差点でいきなり横断歩道が全くないのです。
交通弱者はこんな地下道を通れというのです。
広島城の先もこんな感じで、
色々注意書き、
私が行った時は真昼間だからまだよかったですが、暗くなってからだと怖い感じになるんじゃないでしょうか。
後でグーグルマップで調べたところ、一番の中心街ともいえるそごう前の交差点もそうでしたし、広島駅の正面などは長々とこうした区間が続いていましたね。
確かに大阪でも梅田の阪急百貨店の正面などは横断歩道がなく、また他にも大日や歌島橋交差点など交通弱者排除交差点があり、私も声を大にして弱者にばかり負担を押し付けるものだと問題提起をしてきましたが、広島の設置度合いはそれらと比べてもいささか度を越している感じがしますね。
それが繁華街のちょっと裏に行くと様相は一変します、大通りではあれだけ神経質に歩車分離(歩に一方的に負担を押し付ける形で)をしてきたというのに、一つ外れになるといきなり信号どころか、一時停止も、優先順もなんも規制がない交差点が多数になるのです。こうしてみると、この広島という都市の道路整備の一つの傾向が見えてきます、それは車に対する制限は極力しないということですね、一方で交通弱者に負担を掛けることは躊躇しない。ヘルメット義務化や青切符といった岸田政権の相次ぐ自転車規制強化策、その発想はこうした行政風土から出てきたものだったのですね。