大阪交通ニュース(はてなブログ版)

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今日はフジテレビ「めざまし8」が自転車叩き、しかも完全騙し討ち

今日(3月9日)のフジテレビ朝のワイドショー番組「めざまし8」において20分にわたり自転車叩きが行われていました、新聞テレビ欄にもネット番組表にも一切そういった記載がないままの放送で、いわゆる騙し討ちですね。内容は横断歩道を乗ったまま渡るなとかいう難くせ、見た目そんなに危ないとも思わない「スイッチ走法」を糾弾、そして歩道走行を問題にしていましたね。歩道上というのは自転車が歩行者に対してなら数少ない一方的に加害者となりうるシチュエーションですから、マスコミはそこを集中的に問題にするというわけです。実際には歩道上でも、駐車場への出入りや暴走での突入など、より多くの人を殺傷しているのは車なわけですが、

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記憶に新しいこの件ですが、「くしゃみで失神した」との加害者の釈明をマスコミも無批判に受け入れそのまま報じています、いま改めてこの事故発生翌日の3月2日から4日までのテレビ欄をチェックしてみましたが、この「めざまし8」を始めとして、ワイドショーの番組欄にこの件についての記載は一切ありません、また2月23日には東京のど真ん中新宿でわざわざピックアップトラックという巨大な車に乗って、基準3倍の飲酒運転死亡事故という極めて悪質な事故もあったのですが、ワイドショーの扱いがなかったことは同様です。車はいくら大事故を起こしても徹底的に黙殺、不可抗力の原因があったという釈明も積極的に受け入れ風化に懸命、その一方で自転車は危険と最大限に煽り立てるというわけですね。そして番組では「自転車のルールについては知らない人が多い」なんてコメントも出ていました、信号のない横断歩道での車の停止義務については一切扱わず、風化させて空文化を狙うマスコミがそういうことを言うのですね、他にも一灯式信号のルールもマスコミが一切扱わないままオワコン化してしまいました。今回の放送では珍しく車道上の駐車の問題について扱っていたわけですが、すぐ脇を通り抜けていく車について危険だとは言っていたものの、十分な間隔を空けずに抜いていったという違法の指摘をしなかったこともその表れですね。このマスコミから度々出てくる言い草は自転車についてはルールを厳格適用してがんじがらめ、徹底的に不便にして、一方車については今まで通り曖昧なまま不法な運転を続けさせろ、そういう本音が現れたものですね。