この月曜日、1月22日のフジテレビ朝のワイドショー番組「めざまし8」にて、27分の長さに渡り違法電動自転車糾弾大特集が放送されていました、新聞のテレビ欄を見返してみてもそのような記載は全くなく、騙し討ちというものですね。コメントはもう規制強化しろと一本調子の大合唱、同じ違法でも示威集会を繰り返した挙句、実際に大事故を起こした渋谷の改造車については「ローライダーの文化を守れ!」などと擁護姿勢だったのとは大違いです。これが危険運転の証拠だ!とVTRが多数流されていましたが、なんだかこじつけたようなものばっかりだったですね、手前の車線が工事中だったところで対向車線に合流したところを信号無視だと指摘されていました、確かにそうなのかもしれませんが、上手いこと立ち回っているように見えて直ちに危険というものではなかったですね。その次のはもっと典型的で、すり抜けたと車脳発言をした上で、横断歩道のところで赤信号になったので右折したところを「信号無視だ!」などと糾弾しているのです、いやこれは普通の自転車でもそうですが、むしろその状況でないと安全に右折など出来ないでしょう、全体的に、まあ自転車叩きの時もそうなのですが、コメンテイターの糾弾口調も添えて無理矢理危険視という感じでしたね。同じ危険運転でも車ならもっと毒々しい危険映像がすぐ撮れますからね。
横断歩道を猛スピードで通過のミキサー車、この道路は30k制限なので間違いなくスピード違反でもある。 pic.twitter.com/9ffCLn9P6m
— delalte (@delalte) 2023年12月29日
狭い道(制限20k)で傍若無人な車、歩道での自転車の危険にはうるさいマスコミも、はるかに危険なこちらについては一切黙殺。 pic.twitter.com/t3yXKt20tY
— delalte (@delalte) 2023年12月23日
いずれも私が最近アップしたものですが、こちらの方がはるかに危険映像と言えますし、それに死亡事故にも直結しています、直近でもこのような事故が起こっています。
車はいくら死亡事故直結の危険運転を繰り返していても、特権的にマスコミの叩きからは逃れられていますね。
大規模かつ執拗に行われた電動キックボード叩きもそうですが、こうしたエコで手軽な新交通手段が現れた時の、何としてでも叩き潰してやろうというマスコミの執念には驚くべきものがあります。